政府の成長戦略 育休3年

先日、安倍総理はアベノミクスの「3本目の矢」である、政府の成長戦略について概要を発表した。

日経平均はその時点から下がり、期待したほどの具体策がなかったのが市場の感想かもしれない。

成長戦略というと、紙面のトップや政治面・経済面に集中して見てしまう。

※私は普段、日経新聞を読んでいる

 

気になるところは、「育児休業3年」と掲げている女性活用。

政府がいくら数値目標だけ掲げても、職場復帰する女性が肩身の狭い思いをしていたら意味がない。企業側が職場復帰できる制度を整えていないと、根本解決はしないんじゃないだろうか。

成長戦略・政治経済というと、数値目標が注視されるのかもしれないけれど、働いているのは人間なのだから・・・。

 

日経の女性面に、「働く女性も意識変えて」という見出しがあった。

出産後の社員を支える制度のある企業が紹介されている。

休業中の社員向けに、情報共有の場を提供していたり、情報交換のためにパソコンを貸し出している企業もある。

週に1~2回の在宅勤務を認めたり、フレックスタイムを導入している企業も紹介されている。

そういった企業側の変化と共に、働く女性側も一緒に意識を合わせていこうという記事だった。高齢化や人材不足が叫ばれている今、企業競争力を高めるには女性を活用することは大切なことだと思う。

 

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