ロス統一学区、iPadを導入。

先日の朝刊。

米国では学校にタブレット端末が導入されている。アップル・マイクロソフト・グーグルが、教育分野でのタブレット需要取り込みを急ぐ。という内容だった。

19日、ロサンゼルス統一学区から、iPadの大型受注を受けたとの事。この学区には幼稚園から高校まで1000を超す学校がある。2014年までに全生徒にタブレットを配布する方針で、5億ドルを投じるとの事だった。

 

入札には主要IT企業が参加。と記載されているけれど、iPadの導入は予想通り。

2年程まえ、台湾の教育現場にタブレット端末や教材のクラウド化を提案している営業さんとお話する機会があった。(台湾の方)

導入は検討段階だったけれど、資料ではかなり具体的な内容まで進んでいた。搭載するソフトウェアを検討している段階で、お話する機会があった。

2年前の話なので、端末は当然iPad。教育需要を狙ったソフト等も、iPad向けに開発されていた。

 

先進国では既にタブレット端末を教育現場に導入している。もちろん、思い立ってすぐにできる事ではなくて、教育用ソフトを開発しておく必要もあるし、教員の確保も必要だと思う。日本もIT教育に力をいれる時だと思うけど、どうもそういう動きは無い。

そういえば、「教師より生徒の方がITに詳しい」と笑っていた大学の教職担当の先生がいたことを思い出す。

 

今はアップルが教育市場に一番乗りしているけれど、数年後はWindowsにもAndroidにも、ソフトウェアが整備されていると思う。

その時、日本の学校はタブレットやソフト(教材)の導入を判断できるようになってほしい。